2006  走り始め  函館一人旅 (その2)


期間:平成18年4月30日〜5月3日(3泊4日)

夜の旧函館区公会堂


今年の春は雪解けが遅く2〜3月に冷え込んでから、春は遠のいてしまった。お陰で今回のツーリングも初日から肌寒い、根性の走りとなりました。4月30日自宅を出て、5月1日は函館市内を徒歩で散策です。


五稜郭内の桜もご覧の通り、開花宣言は例年より1週間以上も遅くなるらしく、肌寒い日は今日も続いていました。

それでも公園内にはブルーシートを敷いて早々と花見の場所取りも見えました。

この日は、メーデーとあって、参加した人達が集まって、既に酒盛りを始めていたグループも
・・・酒飲みには寒さもなんのそのでした





寒い中、仲良く泳ぐカモメの夫婦?


五稜郭の前にある「ラッキーピエロ」のお店。この店のハンバーガーは大きいことで有名。


ライダー仲間の中ではちと名高いが、先ほどビールのつまみに頂いた「イカめし」と「ホタテの醤油焼き」がまだ、胃袋の中に・・・・


これから五稜郭を後にして市電で十字街を経由、冷えた体を温めに温泉などに行こうかと・・・・


後ろの銅像は高田屋嘉兵衛、国後択捉航路を開拓し函館発展の基礎を築いた航跡を讃え建立された。右は「熊親父」のせんべいで有名な元祖「千秋庵」司馬遼太郎の「菜の花の沖」の主人公・高田屋嘉兵衛の立像。淡路島に生まれた嘉兵衛は函館を拠点に択捉航路を開き、函館の北洋漁業の基を築いた功労者で、毎年7月下旬に高田屋嘉兵衛祭りを開催している。


市営の谷地頭温泉で冷えた体を癒しました。市営とあって入浴料は380円でした。シーズンになると多くのライダーが訪れるようです。


温泉で体を温めてから、再び市電を利用し目指す函館山へ・・・・

生憎天候がいまいちでしたが、いちるの望みを託し、山頂へ・・・・

レストランで軽く夕食を取ってから、目的の一つであった夜景の撮影に入った。なかなかガスが晴れず、5時から7時半まで粘ったが、とうとう諦め下山。

ところが下に降りたとたん、ガスが嘘のようになくなり絶好の撮影状態に・・・・

後の祭り、これでは収まらずもう一泊してすべてを明日に賭けることに!




仕方なく帰りすがらに、夜間撮影を敢行しましたが、寒さの中震える手をさすりながら三脚なしで何とか収めましたが、やはり少しピンぼけが・・・


写真は聖ヨハネ教会






違った角度から聖ヨハネ教会と元町カトリック教会


元町カトリック教会とハリスト正教会。やはりライトアップされた教会は美しい名前のハリストスとはキリストのことで、江戸末期、ロシア主教ニコライによって日本で初めてロシア正教が伝導され、ロシアの領事館及び礼拝堂として建てられた教会。国の重要文化財に指定されている、ロシア風ビザンチン様式の優美な建物。教会の裏手で海をバックに絵になる写真が撮れる。

聖ヨハネ教会とハリスト正教会


町並みを望みライトアップされた教会郡

ライトアップされた旧函館区公会堂実に綺麗でした。画像では表現できません。


函館奉行所跡、今は元町公園にあります右は写真歴史館基坂を登りきったところに建つ、ブルーとイエローの色調の美しい建物。明治43年、当時の洋風建築の粋を集めて造られたコロニアル・スタイルの木造建築。2階のバルコニーからの港と坂の眺めは絶景。



この街灯も絵になりました。

こうして、5月1日は終わりました。走行キロ0km、走行歩距離約15km、足の裏が痛い。
本来であれば、函館山からの夜景を撮り終わり次第、本州(大間)へ渡る予定でしたが、
悪天候のため3連泊となりました。


本日の走行キロ    0 km
本日の徒歩距離  約15km




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