第１０普通科連隊　被災地「熊本」へ

　　　　滝川駐屯地の第１０普通科連隊（連隊長　関谷拓郎１佐）は、本日１７日（日）午後１時４５分、溝口浩二副連隊長（熊本出
　　　　身）を長として、１６８名車両３１両で被災地、熊本に向かった。

　　　　派遣部隊は陸路～海路を経て現地に入る予定。１０連隊は、九州福岡・熊本・久留米・大村などで編成された部隊。いわば故
　　　　郷である熊本の一大事、被災地に思いを寄せ、北海道から救援に向かう。


　　　　我が部隊の出発に、隊友会滝川支部（支部長　北川裕己）３６名が、降りしきる雨の中、派遣部隊の出発を見送った。

１０連隊は九州で編成された。

１０連隊の歴史

第１０普通科連隊は遠く九州で編成され、北海道に移駐した。

連絡を受け、続々と集まる支部会員

急遽の派遣に・・・

１７日、１０時頃に連絡を受け、我が部隊の派遣を知った会員は、出発時間に続々集った。

安樂顧問

雨の中を、続々と駆けつける支部会員

生憎の雨の中の見送りですが、安樂顧問始め大勢の支部会員が集まりました。

支部会員３６名

間もなく、部隊が出発です、

溝口副連隊長以下１６８名、車両３１両の編成です。今日は真駒内の部隊と豪流し、一路南下函館まで前進

佐賀出身の樋渡相談役

見送る各中隊も集合しました。

急遽、土曜日に派遣が決定、翌日には出動・・・さすが迅速です。

いよいよ出発です

定刻になりました。いよいよ部隊が駐屯地を後にします。

派遣部隊出発です

部隊は駐屯地東門から残留隊員の声援を受け出発です。

声援高らかに

残留する隊員から「頼むぞ」「がんばれ」と声援がかかる・・・涙が出る思いである。

雨の中の出発

見送るもの者として、行けない分同僚に託す声が胸に染みる。

雨の中の出発

この度の災害派遣、九州で編成された１０連隊が郷里の地「熊本」に、遠く北海道から救援に駆けつける、因果を感じる。

溝口副連隊長

最後尾に、災害派遣隊長溝口副連隊長が出発しました。熊本出身、感慨深いものを感じます。