自衛隊と自衛隊OBの架け橋となるHPです。 支部長  北 川 裕 己
                     事務局長 根 本   勇


第35回札幌防衛セミナー


平成27年11月14日(土)札幌共済ホール(6階)

                    主催  公益社団法人  隊友会札幌地方隊友会
                    協賛  社団法人    日本郷友会連盟道央郷友会
                        公益財団法人  水交会北海道水交会
                        第11旅団友の会



             滝川支部は、安樂顧問以下4名(安樂顧問、根本事務局長、丹羽次長、割出広報幹事)が
             札幌防衛セミナーに参加しました。2時間の講演でしたが、わかりやすい講演でひしひし
             と伝わってきました。以下講演の内容をお伝えします。

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札幌地方隊友会坂元会長ご挨拶

講師紹介

宇都隆史(うと たかし)

th_VB3A6490.jpg昭和49年 鹿児島県生まれ。鹿児島県立鶴丸高校を経て、平成14年防衛大学校卒。平成14年4月航空自衛隊入隊、遊撃管制官として、三沢基地、稚内分屯地、春日基地で勤務、西武方面航空隊司令官副官を最後に退職。政治の世界を志し、平成19年4月28期松下政経塾に入塾。平成21年12月第22回参議院議員選挙(比例区)の自民党公認候補者として立候補し、平成22年7月初登院。平成26年外務大臣政務官に就任。世界を飛び回り、積極平和主義の外交・安全保障政策を推進。政治理念、「日本に生まれてきたすべての国民が、生まれ変われるなら、また日本がいいと思える国づくり」主たる役職、外務大臣政務官、外交防衛委員回委員、東日本大震災復興および原子力問題特別委員回委員、憲法審査会委員

宇都先生は、元航空自衛官で、その経験と政治家である現在との違いを述べられた後、安倍政権がやろうとしている日本の安全保障・外交政策について細やかに、かつわかりやすい時系列を示して話された。特に南京虐殺問題や韓国の慰安婦問題に対する問題点や相違点について、鋭い視線で指摘されたことが印象てきでした。

石 平(せき へい)

th_VB3A6494.jpg1962年 中国四川省成都生まれ。1980年北京大学哲学部入学後中国民主化運動に傾斜.1984年北京大学卒業。四川大学講師を経て1988年来日。1995年神戸大学大学院文化学研究科博士課程終了。民間研究機関に勤務。2002年「なぜ中国人は日本人を憎むのか」(PHP研究所)のはっこう以来、日中問題を中心とした評論活動に入る。2007年日本国籍を取得。2008年拓殖大学客員教授に就任。2013年「なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか」(PHP研究所)
で第23回山本七平賞を受賞。主な著書 中国「歴史認識」の正体(宝島者)「なぜ中国は覇権の妄想をやめられないのか」「日中新冷戦構造」「なぜ、日本人は日本をおとしめ、中国に媚びるのか」「私は、なぜ中国を捨てたか」「中国恋勢j崩壊の現場」など多数。

石 先生は、終始和やかな口調で時にはユーモラスな話術で会場を笑いの渦に・・・特に「中国の歴史からみて、今後中国は、どのように日本に対して行動を起こしてくるか?それに対して日本はいかに対応すべきかを話された。また、なぜ先生が生まれ育った中国を捨てたか、については大変興味深かった。


(かいちつじょ)石先生がよく口にしていた言葉で、中国が世界の中心となってことが運ぶこと・・・つまり中国詣でする秩序を築くこと。石先生の熱弁講演が終了し、坂元会長に挨拶する安樂顧問前田元副連隊長と偶然接近遭遇帰り際、カメラに収まっていただきました。講演時の滝川参加者根本事務局長と丹羽次長