シバザクラ

(東藻琴)


平成17年6月に訪れたシバザクラの写真です。辺り一面の山がピンクの絨毯でした。

17年6月5日(日)晴れ

先週に引き続き、道東方面へのミニ・ツーリング。5月に九州から帰って、すぐの上湧別「チュウリップ公園」に引き続いての石北峠越え、こんなに集中しての道東行きは初めてである。先週、滝上に「芝桜」を見に出掛けたが、思っていたより感動がなく、今度は東藻琴の芝桜をと思い、2週続けてのお出かけである。

朝6時30分、まだ気温の上がらない時刻。日曜日の早朝とあってR12号線は車が少ない。いつもの通り、愛別の道の駅「北の森ガーデン」で休憩。ここで朝食の蕎麦に有り付いた。冷えた体に暖かな蕎麦が旨い。体も温まり気温も少し上がって層雲峡、石北峠を越え北見に入る。ここはいつも怖い白黒パンダさんが睨みをきかしている地域、巡航速度を少しだけ下げ、慎重に通過する。

 

やがて、美幌町に入り、美幌峠方面の手前を左折し、自衛隊美幌駐屯地前をとおり東藻琴村に、この辺に来ると芝桜の案内標識が出ている。この標識を目当てに進めば目指す藻琴山温泉芝桜公園がある。

 

にわかに車の数が多くなり、芝桜目当ての観光客が多くなる。次第に大型バスも目立ってきた。11時過ぎ目指す、公園に到着。なんと山全体がピンクの絨毯を敷きつめたように輝いている。芝桜が放つかすかな甘い香りも春風に乗って感じられる。綺麗だ!先週行った「滝の上」の芝桜より数段美しい。

 

大勢の観光客のなか、300mmのレンズを付け、くまなく撮りまくる。ライダーも多く各地のナンバーが見られたが流石にこの時期、本州ナンバーは見られなかった。

 

芝桜は、このように小さな花びらで、色は白、ピンク、赤の3種類でした。



初めて訪れた東藻琴のシバザクラ、綺麗の一言でした。
出来れば来年も訪れたいと・・・・


東藻琴をあとしに、今回初めて屈斜路湖の東側(裏側)を走る。
山岳道路で適度なワインデイングロードがあり面白いコースだった。途中、藻琴山展望台パーキングがあり、屈斜路湖の裏側を初めて見た。

裏から見た屈斜路湖の3枚合成写真

展望台から見た屈斜路湖の全景、3枚の写真をつなぎ合わせた合成写真です。生憎、天気がイマイチ。この後、小さな雨がポツポツと・・・・今日は先週に続いてキャンプを予定していたが、雨模様なので何処かに宿を探さなければと屈斜路湖湖畔を流す。硫黄山、摩周湖は以前にも来ていたので、わざわざ雨の中を行く気にもなれず、ひたすら湖畔を走る。とうとう本降りになって仕方がなく、近くの屈斜路湖原野YGHに電話を入れる。少し早かったがYGHに向かった。


綺麗な屈斜路YGHの内部

思いがけなく泊まったYGHでの夕食後、泊まり客とペアレントを交えての楽しい談話で話が盛り上がり、いつものながらYHの良さを改めて感じた。今回、私を含め3人の泊まり客でしたが、その中には、今でもメールでの交流が続いています。

17.6.6(月)曇り

午前8時ころ、楽しかった、屈斜路原野YGHの思い出を胸に、まだ深い朝霧の中を出発

    

宿泊客とペアレントの見送りを受け出発前に記念撮影、その後寒空に向かってひたすら帰路につきました。


ドンヨリした天気の美幌峠(寒かった!)


石北峠

日本一高いとされる、石北峠。ここまで来てはじめて太陽が顔を出した。
冷えた体に太陽の日差しがあたり、ポカポカ陽気になってきた。

 


石北峠でゆっくりしたことはなく、いつも通り過ぎてしまう。今日は天気に恵まれたことから、つい高いと口にしなかった芋団子などを食した。そして山頂近くにある展望台へ。ここには春を告げる遅咲きの花が咲いていました。

道東を2回に分けて、走った春を追いかけての「芝桜の旅」は、終わりました。今度何時これるのだろうか?


全走行キロ 約680km